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英語のブラックジョークを笑ってやろう

広い庭付きの家がある人

 アメリカンジョークやイングリッシュジョークの中に「ブラックジョーク」と言って、「正直、これって笑って良いの?」と言いたくなるようなジョークが有ります。

 ブラックジョークの中には、日本人にとっては「これは絶対に笑ってはいけないだろう」と、倫理的に考えて日本人に到底受け入れられないものもありますが、ここで紹介するブラックジョークはその中でもオンライン英会話ガイドが厳選した、比較的に日本人でも笑えるものばかりです(笑)。

 まずは、後で“ジワジワ”と笑いが込み上げてくる海外のブラックジョークに触れ、“笑いのツボ”を掴みながら、後半では英語と日本語で紹介しているので、もしも余力が有る方は「英文を読んで見てから日本語訳」を読んで、笑いのついでに英語にも触れてみてください。

ジョーと論理学者「Joe and Logician」

 この話は、「ジョー」が偶然酒場で知り合った「論理学の教授」と出会い、論理学について尋ねた事から始まります。

ジョーは酒場で「論理学」の教授と知り合った。
ジョー: 「論理学と言うのは一体どういったものですか?」
教授 : 「では、論理学をお教えしますか(笑)。お宅には芝刈機があります?」
ジョー: 「有りますよ」
教授 : 「ということは、広い庭があるわけですね?」
ジョー: 「その通り!うちには広い庭があります」
教授 : 「ということは、一戸建てですね?」
ジョー: 「その通り!一戸建てです」
教授 : 「ということは、ご家族がいらっしゃいますね?」
ジョー: 「その通り!妻と2人の子供がいます」
教授 : 「ということは、あなたはホモ(同性愛者)ではないですね?」
ジョー: 「その通り!ホモではありません」
教授 : 「どうですか?これが論理学ですよ」
ジョー: 「なるほど!」

 この論理学の教授とのやり取りに深く感心したジョーは、翌日、友人のスティーブに鼻高々で言いました。

ジョー  : 「スティーブ君。君に”論理学”と言うものを教えてやろう。君の家には芝刈機があるかね?」
スティーブ: 「芝刈り機?そんなの家には無いよ!」

ジョー  : 「ということは、君はホモだな!!」

 どうですか?“ジワジワ”っと来るものを感じて頂けたなら、あなたはもう「アメリカンジョーク」の虜になってしまっているかも知れませんね(笑)?

父と息子「Father and Son」

テレビゲームのイメージ

 さて、続いてはオンライン英会話ガイド“おすすめ”のアメリカンジョークです。

ある日、父は、毎日テレビゲームばかりやっている息子に対し、「何とか勉強のやる気を出させよう」と考え、歴史上の偉人の話をする事にしました。

父 : 「ジミー。ちょっとこっちに来なさい」
息子: 「はーい!パパどうしたの?」
父 : 「ジミー。“リンカーン”については知っているだろ?リンカーンはね、お前の年頃には、暖炉の明かりで勉強していたんだぞ。そんな暗い中でも必死になって勉強をしたんだ」

息子: 「ふうん。パパ、ボクも言っていい?」
父 : 「うん?どうした?言ってみなさい」

息子: 「リンカーンはね、パパの年頃には、既にアメリカの大統領だったんだよ!」

 どうですか?ボディーブローのようにジワジワと染みてくるものを感じて頂けましたか?

 もしも、こう言ったジョークが好きならば、後半戦には少し英語入ってきますが、お付き合い頂ければと思います(笑)。

英会話学習の筆休め

 ここで紹介しているジョーク集は、「英会話学習の筆休め」として使って頂ける事を目標にして紹介しています。

 悪魔で英語学習と言うわけでは無く、「“海外のジョーク”で笑って頂ければ」と言う思いから集めたジョーク集なので、どうぞ肩の力を抜いて読んで頂ければと思います。

ちょっと“小バカ”にしたブラックジョーク

絵描きさんのイメージ

 続いて、ちょっと人の事を「小バカ」にしているけど、ユーモアの大きさから「思わず許してしまう!」と言ったジョークを紹介してみたいと思いますが、後半戦からは「英文」も紹介しているので、時間のある方は英文の方でも楽しんでみてください。

絵描きになるべきか?それとも詩人になるべきか?

 「絵」と「詩」の2つの才能を持った人物(A)が、「自分がどちらの職を目指すべきか?」と言う(A)の将来について、人物(B)に尋ねるお話です。

To be a painter or a poet

A: I don't know whether to be a painter or a poet.
B: I suggest a poet.
A: Have you read one of my poems?
B: No, I've seen one of your paintings.

「絵描きになるべきか?それとも詩人になるべきか?」日本語訳

絵描か?それとも詩人か?

A: 「絵描きになったら良いのか、それとも詩人になったら良いのか分からないんだよ」
B: 「詩人がいいと思うよ」
A: 「私の詩を読んだことがあるの?」
B: 「無いよ!ただ君の描いた絵を見たことがあるからね!!」

 思わず悲しい風が通り抜けるのに、ジワジワ来るこのジョーク、英語のポイントとしては「Have you read(読んだ事がある?)」と言うところなのですが、ここの「read(読む)」は現在形では無く“Have”の疑問文で始まっているため“過去分詞形”となります。

 「read」の活用は、「read(現在)」「read(過去)」「read(過去分詞)」と全部同じなんですね!!

イギリス人は3度笑う

 続いてのジョークは、イギリスの方には少し申し訳無いのですが(心の広いイギリス人の方々は、きっと許してくれるはず)、イギリス人が「3度笑う理由」を題材にしたブラックジョークをどうぞ。

Englishman laughs three times

They say an Englishman laughs three times at a joke.
The first time when everybody gets it.
The second a week later when he thinks he gets it.
The third time a month later when somebody explains it to him.

「イギリス人は3度笑う」日本語訳

イギリス人(男性)は3度笑う

イギリス人は1つのジョークで“3度笑う”だよね。
1度目は、最初にジョークを聞いた時。
2度目は、1週間後にジョークについて思い出し笑いをした時。
そして3度目は、1ヵ月後にそのジョークについて誰かが話した時。

 このブラックジョークは、後でジックリ考えるとジワジワ面白くなってくるのですが、1ヵ月後にはジョークの内容について忘れしまっていて、「また最初に戻る」と言うニュアンスが含まれているのが溜まりません(笑)。

 日本語訳については大分意訳してしまいましたが、単語のポイントとして「explain(説明する)」と言う単語が入っていて、直訳するならば、「When somebody explains it to him.」は「誰かが、それ(ジョーク)について彼に説明する時」となります。

ジョークと海外の人々

 海外の方と話す時、日本人と話す時以上に意識的にユーモア溢れる返答をするようにすると、驚くほどの好印象を与えるケースが有ります。

 特に、こう言ったジョークは“お酒の席”では良く聞かれ、日本の叔父様方が話す「親父ギャグ」的な感覚を、少しスタイリッシュにすると、想像以上に“バカ受け”する事は良く有ります(笑)。

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